Density profile measurement at the deep forest in Kiryu. Any sustainability?
長年に亘り放置状態にあったスギの山。林野のプロフェッショナルに随行をして、状況調査にご一緒させて頂きました。樹齢はゆうに60年を越し、まさにいまが刈り時です。直径はいずれも20〜30cmくらい。中にはA材級のものもあり。数えてみれば、10mの四方内に約16本。タタッと計算、概算352本の30%を間伐したとして、3mの丸太が530本くらい?… ですが場所は急傾斜地、搬路となる林道は狭く、重機の持ち込みはもちろんのこと、想定される搬出ワークは困難を極めます。加えて重なる人件費や経費を考慮すれば、果たしてここからペイできるのか?… 暗雲はたちこめるばかり。仮に良材のみを間伐したとして、残った樹々が立派に太くなるのには10〜15年の年月が必要とのこと。この先をどうしていくのか?どのようにしていけば良いのか?… 見通しが立たない、林野の実態がここにありました。課題を目の当たりにし、想うことは多岐に亘ります…。