いしわた 宏明 のブログ

「夢」、「継承」、「未来」。大好きな街「桐生」を次世代に。「いしわた 宏明」の市政チャレンジを綴ります。

230123 政策提言: 経済建設常任委員会

Our propoal from the committee on Economic and Development to the mayor. Any opportunities of PFI, PFS and so on needs to be researched!!

本日「民間活力を活用した施策に関する提言書」と題し、荒木市長に向けて経済建設委員会の想いと集大成を提出して参りました。

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桐生市においては既に、桐生新町重伝建地区と桐生が岡公園の一体的かつ歴史的環境に配慮をした都市再生整備計画を進めることにより、歴史、伝統文化を活かしたより一層の観光振興と地域活性化の実現を果たすことを目指した「都市再生整備計画『桐生市歴史的風致維持向上地区』」が令和2年9月に策定され、古来育まれてきた地域の特徴とその独自性を反映した総合的なまちづくりの計画が現在推進中にある。

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歴史的に見ても桐生市は町民が主体となり町立てが行われてきており、桐生特有の活力あふれる産業と永い歴史の中で洗練されてきた文化が織りなす、ゆとりと潤いのある「粋なまち桐生」の実現に向けては、民間活力の活用は必須であり必然であると考える。そうした中、地域に暮らす住民や来訪者等、多くの人々が行き交い、憩い、遊び、運動をし、時に防災等も含めた様々なコミュニケーションを生み出す「地域の庭」とも言える市内多くの施設については依然、長きに耳りその仕組みや姿をなんら変えてきていないケースが多く散見される。桐生市が現在有する市有施設や事業をひとつずつ見つめ直し、その潜在力や可能性を見出し、「桐生の未来への投資につなげる」改善施策のひとつとして、下記の事項について新たに提言をするものである。

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1. 桐生市が有する各公園施設、特に集客力の見込まれる桐生が岡遊園地、南公園、吾妻公園及び水道山公園などについて、その立地や規模に応じた利活用案の調査をそれぞれ徹底して行うこと。

2. その利活用案検討にあたっては早い段階でその活用方法について民間事業者からの広い意見や提案も聴取する「対話」を通し、潜在力の把握や将来的に参加のし易い条件等を正確に把握するための、「公募型サウンディング型市場調査」を実施すること。
3. 付加価値を増し、各施設や事業の「質」の向上を図ることを第一にすると共に、SIBやPFS等、こうした新たな手法を柔軟かつ積極的に市政運営に取り入れ、民間ノウハウと資金の活用による財政負担の軽減を図ること。

4. 民間活力を活用するにあたりアクセス等、周辺環境の整備も視野に入れ取り組むこと。

5. 各施設が観光資源や憩いの場として地域の活性化に繋がり、かつ回遊性に寄与するものとすること。

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2年間の委員会活動をとおして推進して参った当該内容は、市のこれからの未来に通ずるもの。これからも静かながらも力強く「地域再生」に向けての様々な創意工夫への取り組みを要望して参ります。

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