わたしが所属している「水質調査特別委員会」からの代表一員として本日、足尾町の浄水場と堆積場の視察機会を頂きました。
足尾といえば、やはり思い出されるのは「足尾銅山鉱毒事件」。… 日本の「公害の原点」でもあり、渡良瀬川沿岸の被害地農民の鉱毒反対運動を率いた、田中 正造 氏によって広く知られています。わたくしも学校で習ったことをいまも良く覚えています。
そんな古い記憶も辿りながらの今回視察でしたが、ご案内くださった古河機械金属(株)様の弛まぬ努力、細部へのこだわりを持っていま現在、快適安全な環境を保持頂き今後も100年先を見据えての計画が遅滞なく立案・遂行されている旨の説明がありました。
荒れた岩肌面からの復興緑地化域を実際に目にすることもでき、その活動ご尽力に敬意を表すると共に、確実な維持管理の継続徹底と、あらゆる不慮災害にあっても耐え得る万全の備えが必要であることを痛切に覚えた一日でした。